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私が床暖房のいらない暖かい家づくりをすすめる理由

私の子供時代なんかも思い出しながら・・・

 こんにちは、気密アシスト愛犬築家こと有限会社後藤住建代表取締役の後藤満と申します。

今回のブログでは、なぜ私が暖かい家づくりをすすめたいのか。本当に住みやすい暖かい家ってどんな家なのか?について書かせていただきます。

 

高気密高断熱住宅って簡単に言いますが・・・

 

今現在、たくさんの住宅メーカーや工務店などの住宅会社がありますが、たくさんの会社が高気密高断熱住宅を施工しているとうたっています。

高気密高断熱住宅の定義は残念ながら無いので、断熱性に優れていない住宅でも「高気密高断熱住宅」と言ってしまえば高気密高断熱住宅になってしまうのです。

 後藤住建では、大きな声で「ちゃんとした高気密高断熱住宅をお客様に提供できる!」と断言できる工法と出会い、間違いのない家づくりをしてもらいたいと思っています。

説明をする前に私の生い立ちからなぜ暖かい家づくりをすすめたいようになったのかを話したいと思います。

 

4人兄弟の長男として生まれる

 

、気密アシスト愛犬築家こと後藤満は、昭和51年12月13日に父和雄・母章子の間に、4人兄弟の長男として山形県山形市で生まれました。 

当時はまだまだ景気も良く父は大工をしておりましたが、子供のころは休日も仕事に行き、夜は毎晩遅い時間まで自宅にある作業場で材料の加工をしており、私自身も小学生にも関わらず手伝いをさせられていました。

 

 小学3年生までは、転んだだけでもすぐに泣いてしまうような男の子で、面白がられよくイジメられたりしていました。

父からは「やられたらやり返せ!」とよく言われていましたが、そんな勇気はなくいつも泣かされていました。

(今でもいじられキャラなのですが・・・)

 

小学2年生の時に体と心を鍛えるために剣道をはじめ、それが功を奏したのか少しのことでは泣くようなことはなくなり、体も鍛えられていきました。

 

 

運動神経抜群になる

 

 小学4年生になるとクラス替えがあり、たまたま出席番号が次の人と仲良くなるのですが、それがきっかけで私の人生が変わりました。

なんとその仲良くなった友達は、ドラえもんで言うところの「ジャイアン」タイプで、そのジャイアンとは少しだけですが一緒に剣道をしていたこともあり、すぐに打ち解け、私は1日にしてイジメられなくなってしまったのです。

今までイジメていた人たちが仲良く話しかけて来て、「学校ってこんなに楽しいところなんだ」と初めて思いました。

 

その年の運動会では短距離走で学年1位、マラソン大会でも1位になり、小学校を卒業するまで短距離・長距離共に1位になることができました。

 

 小学5年でサッカーを始め、社会人(26才くらいまで)になってもサッカーを続けました。

 

小学生の頃は、よく父(会長)に仕事を手伝わされるし、父には木の臭いが染みついていたので、私は「大工さんには絶対になりたくない」と心に誓い、まさか大工さんをすることになるとは夢にも思っていませんでした。

 

 中学に入ると、部活はもちろんサッカー部に所属していましたが、足が速かったために、陸上の大会にも出ていました。

中学3年の時には400mで東北大会に出場するほどで、高校ではサッカーをするか陸上をするか迷ったほどでした。

今の体形からは想像できませんが中学時代に東北大会に出場した時の私・・・

 

夢を諦めた瞬間

 高校では工業高校に入りサッカーを続けていましたが、プロサッカー選手になりたいと思いながらも弱いチームだったので、練習も疎かになり部活にも試合の時くらいしか参加しないようになってしまいました。

夢が崩れた瞬間でした・・・

 

建築科は無かったので機械科で油まみれの高校生活を送り、建築とは縁がなかった3年間でした。

 

大工をすることになったきっかけ

 

高校を卒業して約2年間、仕事を転々としながら人には決して自慢出来ないような生活を仙台市で送っていたある日、現会長である父が三角巾を肩から吊って職場にやってきました

「もう大工出来ねぐなっだがら戻ってきて仕事手伝え~」と言うのです。

最悪です。実家に戻り跡を継がねばと思い、仕事を辞め仙台市から山形市の実家に戻ってきたのですが、そこで見た父の姿を見て唖然としました。なんと三角巾はしてないし、普通に仕事をしているのです。


父に
まんまと騙されてしまったのです(泣)

 

そこで、すぐに後藤住建に戻るのではなく、他のところで技術を身に着けようと思い、天童市にある工務店に入社しました。

大工の技術を身に着けようと思い入社したはずなんですが、初日に親方からこんなことを言われました。「うちの会社では大工を育てるのは無理!」 

えっ!なんで?

後でわかるのですが、会社の体制の問題で職人を育てられるような状態ではなかったのです。

そんなことを言われ、結局は2日目にして大工さんの道ではなく、現場管理(現場監督)をすることになりました。

 

1年が過ぎた頃後藤住建では父の他に大工さんが2人いたのですが、父が私にこんなことを言いました。「2人の仲があまり良くないので2人の間に入ってほしい」と言われ、会社を辞めて後藤住建に入社したのでした。

そのタイミングで、法人化をして有限会社後藤住建として新たなスタートを切りました。

 

いろんな会社の下請けをする日々

 

後藤住建に入社した私ですが、当時の後藤住建は山形県内の某ビルダーメイン下請け工事をやっておりました。

一つの現場が終わると次の現場に行くということをひたすら繰り返しておりましたが、気付いた時には後藤住建の大工さんは、7人体制になっており、他のハウスメーカーの仕事などもこなすようになっていました。

しかし、作業の簡略化コストカットにより手間賃が極端に下げられていったのです。
(最低で1日7千円まで下げられ大工さんには1万5千円払っていたので大赤字もいいとこ

 その頃の私は、まだ現場作業を覚えることで精いっぱいで、経営のことや現場の管理などはまださせてもらえなかったのですが、当時会長が付き合い程度に参加していた「ジョイ・コス住宅システム」という工法の定例会に会長の代わりに参加することになったのです。

 

ジョイ・コス住宅システムとの出会い

 会長の代わりにジョイ・コス住宅システム定例会に参加するようになった私ですが、当時の私ハウスメーカー(ローコスト系)下請けをしていたせいか、安くて見栄えの良い家の方がお客さんも喜んでくれるものだと思っておりました。

ローコストメーカーでも高気密高断熱住宅と言っているので、同じ高気密高断熱住宅なら価格が安い方が良い決めつけていました。

「ジョイ・コス? 結構高いし使ってくれるお客さんいないだろうなぁ」と思い、定例会には参加していたもののジョイ・コスの必要性は特に感じていませんでした。

しかし、それは私の思い込みだったと知ってしまったのです。

 

 ジョイ・コスの定例会に参加して勉強をしていくうちに、グラスウールを使った断熱施工は非常に難しいということがわかりました
それまでは断熱材は入ってさえいればそれでOKだと思っていました。

グラスウールの断熱材は、比較的値段が安く大工さんにとっては一見施工が簡単なのでよく使われがちですが、しっかり施工しなければ隙間が出来てしまい気密が取れません。(下の写真はよくやりがちな施工例ですが隙間だらけのダメな施工例です)
やってはいけないグラスウールの入れ方
と言うことは、大工さんの施工技術次第で家の気密性が左右されてしまうということになります。

気密とは簡単に言うと隙間のことです。

 

外気に面する壁や天井・床面の隙間から屋内の熱がその隙間を通り外に逃げていくので、隙間が少ない方が良いということがわかります。

気密=隙間なので、気密性の良い家は隙間の少ない家ということになります。

グラスウールの断熱材施工は非常に難易度が高く、断熱材のちゃんとした施工技術持った大工さんも少ないことから、施工仕上がりにほとんど差がなく気密性の高い断熱工法でもある「ジョイ・コス住宅システム」認定工務店として、たまたま当社が加盟していたこともあり、積極的に採用していこうと考えました。

気密性が良いのはもちろんだがもっとも大事なのは換気

住宅の気密性は良いのは当たり前で、相当隙間面積(C値)0.5cm²/m²以下で施工出来るのがジョイ・コス住宅システムでありますが、いくら気密性が良くて換気がしっかりしてないと家の中で結露やカビが発生してしまいます。

 

ジョイ・コス住宅システムで採用している24時間換気システムは、ガデリウス社製第1種第3種24時間換気システムを採用していて、しっかりと換気計算された配置に設置することにより、湿気やカビを防いでくれます。

また、気密性の高いジョイ・コス住宅システム採用することで換気計算通り屋内と屋外空気の入れ替えをしてくれる優れものです。

屋内に洗濯物を干しても一晩で乾いてしまいます

 

しっかり換気をしてくれることによってカビを防ぐだけでなく、ハウスダストシックハウス症候群などのアレルギーを起こしにくくしてくれます。

アレルギーに苦しんでいたお客様がすっかり症状が治まったという話しをされて喜んでおりました

治るということはあるのかはわかりませんが、症状が改善されるということもあるようです。

 

気密性が良いのでランニングコストがお得になる

隙間が少ない熱が外に逃げにくいので冷暖房機器に負担がかかりませんので、電気代が抑えられます

隙間が多いとその分外に熱が逃げるので、気密性の良くない家の冷暖房機器は頑張って室内を設定温度にしようと可動しますので、その分電気代かかってしまいます。

財布にも優しい家ということになります。

 

知った者の責任

私は、ジョイ・コス住宅システム「チャコの家」地球環境にはもちろん、住んでいる人の財布にも優しい工法だということを知ってしまいました。

山形は冬には雪も積もり寒い地域となっております。暖房費節約出来て、家族みんなが快適に過ごせ、更には床暖房もいらないという家づくりが出来るジョイ・コス住宅システム「チャコの家」床暖房のいらない家を、このブログを読んでいただいている皆さんに知ってしまった者の責任としておすすめしたいのです。

ジョイ・コス住宅システム「床暖房のいらない家」工場見学

皆様が住む家に使われる材料がどのようにしてつくられているのかを、ジョイ・コスの工業に見学に行くことができます。
ほかのメーカーさんではなかなか見ることができないのですが、どのように材料等がつくられるのかわからないのはなんかだとは思いませんか?
自分たちが住む家の材料です。

そこで、ジョイ・コスでは工場見学していただいて自分たちの家使われる材料が、どのようにしてつくられるのかを勉強していただけます。
特典として、(株)ジョイ・コスの創設者でもある佐藤社長からの家づくりをするにあたってためになる話をたくさん聞くことができます。

無料で見学出来ますが、予約制になっているのと岩手県花巻市に本社・工場があるためご希望の方は後藤住建までご連絡ください。

また、花巻市内に期間限定ではありますが、体験ハウス(展示場)があり、宿泊体験ができる施設になっています。
体験ハウスについてはこちら→https://joykos.jp/course/cose-6/

完成見学会でも構造内覧会でも見ることができない材料をつくっている過程を工場見学を通して学んでもらえればと思います。

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